「家庭教師」:映画チラシ・第62回目 [超絶!映画チラシ!]
「家庭教師」
テアトル銀座
“十七才の秋 ベニスで初めてふれ合った熱い唇
燃えて 震えて 腕のなか
わたしは知りたい 愛の秘密
教えてよ 愛のすべてを---”
(誰が書いたか知らねども!表に掲載されてるコピー文っす!)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
裏面に、よりますとっ!
■ものがたり
アントニオ(ジャンニ・モランディ)は貧乏学生だった。休学して家庭教師をしていたが、金はないし、恋人もいなかった。それでも人並みに恋をしたいと願う、青春の真っ只中だ。ある日、町で見かけた可愛い女の子を見たとたん、心がときめき、我知らず声をかけてしまう。娘はマリア(オッタビア・ピッコロ)といった。二度目にあった時、別れぎわにぎこちなくくちづけを交わしてから、二人の恋は燃えあがった。しかしマリアが大富豪の令嬢と知ったアントニオは、なぜかためらいを感じていた。一方のマリアは、初めてのくちづけで性の目覚めを感じ、彼の存在が忘れられなくなってしまう。
しかし二人の交際も、マリアの両親に知られることになる。厳格な家で育ったマリアは、なんとか理解してもらおうと心をくだくが、両親は許さず、結局母親の監視つきデートしかできなくなる。
アントニオはマリアの彼氏としてふさわしい人物になろうと、再び大学へ戻ることにした。そして家を出て、大学とマリアの家の中間にアパートを借りて移り住んだ。
それを知ったマリアは、自分にそれを隠していたアントニオを恨みながら、彼の部屋をたずねてくる。誤解がとけて、久しぶりの二人だけの逢いびきにかたく抱きあった。マリアは愛しあっているのなら、すべてを許す気になっていた。しかし彼女の処女を尊重したアントニオには、ペッティング以上の行為はできなかった。そんなことが二度ほど重なったある日、マリアの不満が口をついてでた。「愛情がないから、何もしてくれないのね!」と怒るマリア。その日二人は気まずい思いを残して別れた。次の日アントニオは、切なさとやり切れなさ、そして自分の勇気のなさをなげきながら、ふと町で知りあった女と一夜を共にしてしまう。
そのことがアントニオをふっ切らせ、彼はマリアに、大人としてのセックスを約束する。マリアが訪ねて来て、恥じらいながらそして期待と不安に胸をおどらせながら全裸になった。ベッドに入って喜びの瞬間を迎えようとした時、不審に思ってあとをつけてきたマリアの母親が入って来た。そのあげくアントニオをののしりながら、マリアを引っ立てて行ってしまう。
言いようのない挫折感にアントニオは家へ戻った。マリアは両親の言いつけで、遠い所へ住まなければならなくなり、アントニオの手元から永遠に離れてしまう。やけになったアントニオは、前に一夜を共にした女と結婚しようとするが、ことわられてしまう。
すべてが終った。アントニオは青春の想い出を胸に再び長い人生を歩き始めた。しかし今度は本当の大人として・・・・・・。
*素晴しい愛の新コンビ
純情で女の子の扱い方も知らない青年に扮するのは、イタリアの人気カンツォーネ歌手で「貴方にひざまづいて」のジャンニ・モランディ。本職の俳優陣顔負けの見事な演技を披露。一方、初めての恋に、愛しあうすべてを捧げようとする可憐なヒロインには「わが青春のフローレンス」のオッタビア・ピッコロが扮して、素晴しい恋をスクリーンいっぱいにくりひろげる。人気歌手と清純女優の異色顔合わせは七四年のイタリア映画界の話題をさらった。
*ため息の出る恋と景色と音楽と
若き日の初めての愛のときめきと甘い体験の哀歓を、爽やかに描き出した純愛物語。河面にゆれるゴンドラで、メルヘンの世界のような小さな橋の上で、愛しあう二人。観光旅行をしているようなベニスの美しい風景と、「荒野の用心棒」など一連のヒット曲で知られるエンニオ・モリコーネの音楽が、二人の恋をさらに高めて映画ファンをウットリさせるに違いない。
*衝撃の初体験シーン
恋人が欲しい年頃の青年の愛と性。愛しあっていればすべてを許しあいたい娘ごころ。性体験への期待と不安など、青春時代に誰でも一度は通りすぎる過程を、感動的に描いたこの映画。最大の見どころは愛しあう二人が初めて結ばれようとするシーン。
すべてを求めようとする娘を、彼女の処女を尊重してためらう青年の感情の起伏の見事さ。そして勝手が分らないまま全裸で抱きあい、初体験をしようとする二人のベッドシーンの生々しさは大きな話題を呼ぶことだろう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
だいたい、この手の初体験ものは、おそらくジェニファー・オニールとゲイリー・グライムスのアメリカ映画「おもいでの夏」(ロバート・マリガン)やダスティン・ホフマンの「卒業」(マイク・ニコルズ)あたりから、安くあげて、儲かるでぇ~って味をしめ、さらに、もうちょっと大人用として、ジャック・ニコルソンとキャンディス・バーゲンの「愛の狩人」(これもマイク・ニコルズ)やらで、さらに味をしめ、シメシメと、ヨーロッパに伝播してったと思うっすよ!
はっきり言って、「卒業」は、ともかくとして、中学生のあっしにとっては、この手の愛の映画は、恋愛映画の名を借りたポルノ映画以外の何ものでもなかったっす!興奮度は、シャロン・ケリーなんかより遥かに上っすね!
でも、「エマニエル夫人」まで行くとダメッっすなぁ!ガキには、変態オバさんに見えて、ちっとも興奮しなかったっすよ。何だか気持ち悪かったっす!
やっぱり清純で初々しい人間の微妙な心理の中の諸々を旨く描き、最終的にはケダモノ全開!100%!で、まだよまだまだチラリズム・しからば妄想ぐんぐんGO!GO!GO!な演出の出来の良い映画ほど、ポルノ度は高まるのでございます!
ただヤリまくってんのは邪道じゃどぅ~・・・・失礼しました・・・。
して!これは!なかなかのモンでございました!当時、こ~いう合い言葉が男子学生の間で囁かれたっす!
“オッタビア・ピッコロで、おっ立ちビア・ピッコロ?”
・・・し・失礼しました・・・。
全裸、出ます。
まだか・・まだか!・・・やれ!・・・やれ!って、こういう演出が、この手の映画には欠かせませんっす!
しかしですねぇ~、あっしが気に入らないのは、いざってぇ時に最悪のタイミングでやってくるオッタビア・ピッコロの母親っすねぇ!
ありゃぁ~ひでぇ~よなぁ~!
しかし、何で、こうも、この頃は、恋愛ってぇとベニスだよ。これもベニスっす!
ベニス・・・ベニス・・・ベニスかぁ・・・ベニス、ベニス・・・ベニスっと!ペニ?・・・いや・・・変な意味は無いっす・・・。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<カラー作品>イタリア/フランス合作
オッタビア・ピッコロ ジャンニ・モランディ
アンジェラ・グッドウィン ドミニク・ダレル ファビオ・ガッリバ
監督アルド・ラド 原作ジュゼッペ・ベルト 音楽エンニオ・モリコーネ
東京第一フイルム提供 主題曲<サントラ盤>セブン・シーズ・レコード
☆スタッフ
監督・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルド・ラド
原作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョゼッペ・ベルト
脚色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルド・ラド
ジョゼッペ・ベルト
撮影・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョゼッペ・ランチ
音楽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンニオ・モリコーネ
☆キャスト
アントニオ・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャンニ・モランディ
マリア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オッタビア・ピッコロ
母親・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンジェラ・グッドウィン
マリカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドミニク・ダレル
LA COSA BUFFA
裏面は、こんな感じっす→
・・・例によって、次回は、いつになるか何になるか不明っすよ!
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テアトル銀座“十七才の秋 ベニスで初めてふれ合った熱い唇
燃えて 震えて 腕のなか
わたしは知りたい 愛の秘密
教えてよ 愛のすべてを---”
(誰が書いたか知らねども!表に掲載されてるコピー文っす!)
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裏面に、よりますとっ!
■ものがたり
アントニオ(ジャンニ・モランディ)は貧乏学生だった。休学して家庭教師をしていたが、金はないし、恋人もいなかった。それでも人並みに恋をしたいと願う、青春の真っ只中だ。ある日、町で見かけた可愛い女の子を見たとたん、心がときめき、我知らず声をかけてしまう。娘はマリア(オッタビア・ピッコロ)といった。二度目にあった時、別れぎわにぎこちなくくちづけを交わしてから、二人の恋は燃えあがった。しかしマリアが大富豪の令嬢と知ったアントニオは、なぜかためらいを感じていた。一方のマリアは、初めてのくちづけで性の目覚めを感じ、彼の存在が忘れられなくなってしまう。
しかし二人の交際も、マリアの両親に知られることになる。厳格な家で育ったマリアは、なんとか理解してもらおうと心をくだくが、両親は許さず、結局母親の監視つきデートしかできなくなる。
アントニオはマリアの彼氏としてふさわしい人物になろうと、再び大学へ戻ることにした。そして家を出て、大学とマリアの家の中間にアパートを借りて移り住んだ。
それを知ったマリアは、自分にそれを隠していたアントニオを恨みながら、彼の部屋をたずねてくる。誤解がとけて、久しぶりの二人だけの逢いびきにかたく抱きあった。マリアは愛しあっているのなら、すべてを許す気になっていた。しかし彼女の処女を尊重したアントニオには、ペッティング以上の行為はできなかった。そんなことが二度ほど重なったある日、マリアの不満が口をついてでた。「愛情がないから、何もしてくれないのね!」と怒るマリア。その日二人は気まずい思いを残して別れた。次の日アントニオは、切なさとやり切れなさ、そして自分の勇気のなさをなげきながら、ふと町で知りあった女と一夜を共にしてしまう。
そのことがアントニオをふっ切らせ、彼はマリアに、大人としてのセックスを約束する。マリアが訪ねて来て、恥じらいながらそして期待と不安に胸をおどらせながら全裸になった。ベッドに入って喜びの瞬間を迎えようとした時、不審に思ってあとをつけてきたマリアの母親が入って来た。そのあげくアントニオをののしりながら、マリアを引っ立てて行ってしまう。
言いようのない挫折感にアントニオは家へ戻った。マリアは両親の言いつけで、遠い所へ住まなければならなくなり、アントニオの手元から永遠に離れてしまう。やけになったアントニオは、前に一夜を共にした女と結婚しようとするが、ことわられてしまう。
すべてが終った。アントニオは青春の想い出を胸に再び長い人生を歩き始めた。しかし今度は本当の大人として・・・・・・。
*素晴しい愛の新コンビ
純情で女の子の扱い方も知らない青年に扮するのは、イタリアの人気カンツォーネ歌手で「貴方にひざまづいて」のジャンニ・モランディ。本職の俳優陣顔負けの見事な演技を披露。一方、初めての恋に、愛しあうすべてを捧げようとする可憐なヒロインには「わが青春のフローレンス」のオッタビア・ピッコロが扮して、素晴しい恋をスクリーンいっぱいにくりひろげる。人気歌手と清純女優の異色顔合わせは七四年のイタリア映画界の話題をさらった。
*ため息の出る恋と景色と音楽と
若き日の初めての愛のときめきと甘い体験の哀歓を、爽やかに描き出した純愛物語。河面にゆれるゴンドラで、メルヘンの世界のような小さな橋の上で、愛しあう二人。観光旅行をしているようなベニスの美しい風景と、「荒野の用心棒」など一連のヒット曲で知られるエンニオ・モリコーネの音楽が、二人の恋をさらに高めて映画ファンをウットリさせるに違いない。
*衝撃の初体験シーン
恋人が欲しい年頃の青年の愛と性。愛しあっていればすべてを許しあいたい娘ごころ。性体験への期待と不安など、青春時代に誰でも一度は通りすぎる過程を、感動的に描いたこの映画。最大の見どころは愛しあう二人が初めて結ばれようとするシーン。
すべてを求めようとする娘を、彼女の処女を尊重してためらう青年の感情の起伏の見事さ。そして勝手が分らないまま全裸で抱きあい、初体験をしようとする二人のベッドシーンの生々しさは大きな話題を呼ぶことだろう。
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だいたい、この手の初体験ものは、おそらくジェニファー・オニールとゲイリー・グライムスのアメリカ映画「おもいでの夏」(ロバート・マリガン)やダスティン・ホフマンの「卒業」(マイク・ニコルズ)あたりから、安くあげて、儲かるでぇ~って味をしめ、さらに、もうちょっと大人用として、ジャック・ニコルソンとキャンディス・バーゲンの「愛の狩人」(これもマイク・ニコルズ)やらで、さらに味をしめ、シメシメと、ヨーロッパに伝播してったと思うっすよ!
はっきり言って、「卒業」は、ともかくとして、中学生のあっしにとっては、この手の愛の映画は、恋愛映画の名を借りたポルノ映画以外の何ものでもなかったっす!興奮度は、シャロン・ケリーなんかより遥かに上っすね!
でも、「エマニエル夫人」まで行くとダメッっすなぁ!ガキには、変態オバさんに見えて、ちっとも興奮しなかったっすよ。何だか気持ち悪かったっす!
やっぱり清純で初々しい人間の微妙な心理の中の諸々を旨く描き、最終的にはケダモノ全開!100%!で、まだよまだまだチラリズム・しからば妄想ぐんぐんGO!GO!GO!な演出の出来の良い映画ほど、ポルノ度は高まるのでございます!
ただヤリまくってんのは邪道じゃどぅ~・・・・失礼しました・・・。
して!これは!なかなかのモンでございました!当時、こ~いう合い言葉が男子学生の間で囁かれたっす!
“オッタビア・ピッコロで、おっ立ちビア・ピッコロ?”
・・・し・失礼しました・・・。
全裸、出ます。
まだか・・まだか!・・・やれ!・・・やれ!って、こういう演出が、この手の映画には欠かせませんっす!
しかしですねぇ~、あっしが気に入らないのは、いざってぇ時に最悪のタイミングでやってくるオッタビア・ピッコロの母親っすねぇ!
ありゃぁ~ひでぇ~よなぁ~!
しかし、何で、こうも、この頃は、恋愛ってぇとベニスだよ。これもベニスっす!
ベニス・・・ベニス・・・ベニスかぁ・・・ベニス、ベニス・・・ベニスっと!ペニ?・・・いや・・・変な意味は無いっす・・・。
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<カラー作品>イタリア/フランス合作
オッタビア・ピッコロ ジャンニ・モランディ
アンジェラ・グッドウィン ドミニク・ダレル ファビオ・ガッリバ
監督アルド・ラド 原作ジュゼッペ・ベルト 音楽エンニオ・モリコーネ
東京第一フイルム提供 主題曲<サントラ盤>セブン・シーズ・レコード
☆スタッフ
監督・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルド・ラド
原作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョゼッペ・ベルト
脚色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルド・ラド
ジョゼッペ・ベルト
撮影・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョゼッペ・ランチ
音楽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンニオ・モリコーネ
☆キャスト
アントニオ・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャンニ・モランディ
マリア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オッタビア・ピッコロ
母親・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンジェラ・グッドウィン
マリカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドミニク・ダレル
LA COSA BUFFA
裏面は、こんな感じっす→

・・・例によって、次回は、いつになるか何になるか不明っすよ!
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